イイダです。
最近のことですが、
なるほどな~と、
感心したことがありました。
『尻を捲る』ことについてです。
短大を卒業後すぐに就職して、
数年後のことだそうです。
お稽古事として、
お花を習っていた彼女に、
縁談が決まりました。
いつもの通りお稽古に行くと、
お花の先生が彼女に、
次のように話されたのだそうです。
たとえ貴方がどんなに正しくて、
理不尽なことであったとしても、
嫁ぎ先を出るときは、
その決断についてよく考えてね。
家を出た後で、
なんらかの事情が起きて、
再び家に戻らざるを得ないときは、
貴方は頭を下げなくてはなりません。
貴方がどんなに正しかったとしても、
嫁ぎ先に戻るときは、
『誠に申し訳ありませんでした』と、
頭を下げなくてはならないのです。
そのことをよく覚えておいてね。
そして幸せになってね。
彼女が言うには、
30余年を超える結婚生活では、
家を出ようと思うことが何度もありました。
でもこの言葉があったから、
いろいろな事も我慢できた。
振り返ってみれば、
あの時々に我慢していて良かったと、
つくづく思います。
とのことでした。
彼女は高校生の時に
母親を病気で亡くしています。
お花の先生は、
かなりご高齢の先生だったとのこと。
母親がいない彼女のことを思って、
お花の先生が『大事なこと』を、
母親代わりに教えてくれたのだと、
彼女は話していました。
この話を聞いて、
これは結婚生活の事だけではないよな~と、
イイダは思ったのでした。
日常生活でも同じですよね。
一言で言ったら、
『尻を捲る』です。
例えばの話しです。
貴方が正しいのですが、
どうにもこうにも、
尻を捲ったとします。
賢明な貴方ですから、
尻を捲ったが最後で、
相手方と絶縁になることは
分かっていました。
それでも、
どうしても納得いかなくて、
感情が爆発して尻を捲りました。
相手とは
そのまま絶縁状態でも
問題無ければそれで良いのです。
しかしながら、
そうとはいかない場合もありますよね。
どうしても、
相手と一緒でなければ、
物事が進まないようなときです。
このようなときに、
賢明な貴方は、
物事を進めるために、
相手方に頭を下げて謝るでしょう。
下げたくない頭を下げて、
言いたくないけれど、
『誠に申し訳ありませんでした』と、
言わざるを得ないのです。
一時の感情で、
尻を捲るか捲らないか、
悩ましい問題ですね。
このようなアイデアを聞いて、
日頃の態度を大いに反省している、
イイダであります。
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。